COLUM コラム

日本全国 中学校めぐり 関西編2

・大阪らしい底力に特色あり!大阪の中学校事情

大阪の中学校の学力低下は、全国学力試験における低迷の固定化という意味でも問題になっているが、それに対しての様々な対策が行われていることも特色のひとつである。実際に学力向上の対策として、教員向けセミナーを開き、学力向上担当教員の各校配置などが提案されている。 しかし、取り組みには市町村教育委員会や各校のシステムに委ねられている。例えば、補習のため放課後に先生が待機する学校があるが、ほんの一部にすぎないとも言われているようだ。

しかし今後、「放課後学習」や特定教科だけの習熟度別授業を設けて行うことも期待されている。 地域の特性として、就学援助を受ける割合が全国的に高い大阪市では、学力のバラツキの幅が大きくなり、全生徒に対する指導としては、難しいという指摘もあ る。だから、中学校は私学へという傾向が強くもなっているようだ。しかし、大阪ならではの、人間教育を重視する現場教員の声もあり、多くの様々な環境の中 で育つ子供たちの間での交流、という点での良さも見逃すことができないものでもあるようだ。

大阪ならびに関西圏にとって、中学校の在り方についての議論が今後も多くなっていくようであるが、このことは、公立中学校のシステムの変遷期でもあると言えるだろう。学力と人間としての教育の両立は、大阪としての課題でもあり、期待されているところだ。 関西の良さは、社会人になったときの底力に表れている。そんな力を貯えることが出来るところに、大阪の公立中学の特色があるのだろう。

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