COLUM コラム

日本全国 中学校めぐり 東北編

・東北地方の中学事情 その1

東北地方の中学校の特色のベースとして、戦後の学校制改革がある。といっても、首都圏とは違った点がいろいろと在り、そこらへんの違いが特色として残っているのだろう。戦前は、中等教育といって中学校・高校の区別が今のようではなく、一貫して行われていた。 それが戦後、敗戦によってGHQつまり日本にやってきたアメリカ軍により、教育だけでなく様々な改革を行ったのだが、この時の担当者が西日本と東日本とで 違ったということだ。そのために、西日本では男女共学が多く、東日本では別学が多くなり、現在でもその色が濃く残っているのが東北地方であるようだ。

そのため、公立中学校でもセーラー 服の制服が主流である。これは東北地方の一般的な傾向でもある。首都圏では私立の一貫校などでは一部残っているが、中学校の制服でセーラー服というのは殆 どない。また、学校教育として、私立重視のところも少なく、中学校から高校への受験は、殆どが公立高校となっっている。

首都圏のような私立重視でないことに、それなりの偏差値の高い私立が少ないということもあるだろう。ましてや中学受験をする小学生などはほとんどいないよ うだ。それだけ大らかで、地元を愛する気質が育っているということだろうか。これは、食育教育としても表れており、郷土料理を地場の野菜で作り、食べると いう授業も盛んであることからも分かる。 このような地域と密着している教育こそが、東北地方の中学校の特色なのである。

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