日本全国 中学校めぐり 北海道編 |
・北海道での中学校 北海道では、その大自然を生かした授業システムが特色といえるだろう。北海道の大規模農業を生かした授業づくりや、海岸沿いの地域では漁業体験などもあるようだ。 首都圏の中学校でも社会科見学と称して、例えば千葉や神奈川の三浦半島などの漁業関係の施設に見学に行くこともある。しかし、それはあくまでも卸しや市場の見学にすぎない。 北海道ではさらに直接土に触れる、直接漁の体験をする、などといった実体験を通して、自然とは何か、そこで暮らしていくとは何か、そういったより人と自然との共存としての本質を問われるような体験授業があるのだ。 例えば、農業授業として広大な農園でのジャガイモ掘りや田植え・稲刈りなどと一緒に、それを自炊して食すなど、より土に近い体験ができる。また、中学校としては他の地域の類を見ないような、漁業科としての正規の授業もあるようだ。 これは、職業訓練のひとつとしても注目を浴びており、十代前半の軟らかい感性から、漁業についての知識を、体験を通して学び今後の人生に活かして欲しいといった目的があるようだ。 その後、漁業に就く子もいれば、より知識を得るために水産系の大学に行く子もいるようで、どちらにしても今後の進路のひとつの指針となっているようである。このような、自然体験は他の地域にはない特色であると言えるだろう。 北海道出身の人々の大らかでどこかどっしりとし気概は、こんな北海道ならではの中学校の特色にあるのかもしれない。 |
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